新生児・小児歯科

妊婦・授乳中・小児の方への治療

妊娠から出産までの間に、お母さんが知っておくべき子供の歯の知識

母子感染の予防と口腔ケア

感染の窓

感染の窓とは、最も母子感染しやすい特に危険な時期のことで、乳歯の奥歯が生えてくる1才半~3才くらいの間のことを言います。ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌が感染する時期が遅ければ遅いほどお子さまのムシ歯予防につながります。

母子感染を予防するための口腔ケア

●歯科医院で歯のクリーニング PMTC

PMTCとは専用の機械を使用し、歯ブラシでは簡単に落とすことのできないバイ菌の集合体(バイオフィルム)を徹底的に取り除くお口のクリーニングです。3~4ヶ月に1度に行うことで、非常に効果的にムシ歯や歯周病を予防することができます。

1.歯みがきの状態と歯垢の付着状況をチェックします

2.専用のチップを使って歯と歯の間の汚れをていねいに取ります

3.柔らかいカップ状の機械で、汚れを完全に落とします

4.歯の表面は細菌のいない、汚れが付きにくく清潔な状態になりました

●食後のキシリトール

キシリトールにはミュータンス菌の活動を弱め、感染を防いだり、歯垢をはがれやすくするなどの効果があります。
歯科専用のキシリトールガムはキシリトール100%!!ムシ歯予防に最適です。

●フッ素の利用

フッ素には歯の結晶の構成(歯質)を強くしたり、ムシ歯の原因菌の活動を抑える効果があります。

『歯のもと』はお母さんのおなかの中でできています

赤ちゃんはお母さんのおなかに宿ったその時から、ものすごいスピードで成長を始めています。歯についていえば、赤ちゃんの「歯のもと」である歯胚(しはい)が作られ始めるのは、お母さんの体内にいる時、およそ妊娠6~7週頃といわれています。

胎生4ヶ月頃(組織・形態分化期)

妊娠4ヶ月頃から歯胚の外側を包むように、「エナメル質」という歯の一番外側になる部分と、その内側の部分「象牙質」が作られます。

胎生7ヶ月(石灰化期)

その後、歯の根元となる歯根(しこん)その内側に神経となる歯髄(しずい)歯を支える歯槽骨(しそうこつ)といった歯の土台となる組織が作られます。

生後6~8ヶ月(萌出期)

個人差はありますが、生後6~7ヶ月頃から歯が生え始めます。

お母さんの食事が赤ちゃんの健康な歯を育てます。

赤ちゃんの歯を作るために特に必要な栄養素として挙げられるのが、カルシウムやリンなどのミネラル分。胎盤が完成し、胎児と母体が臍帯でつながるようになる4~5カ月ごろに胎児の歯の発育はどんどん進んでゆきます。この時期にお母さんの栄養状態が悪いと、赤ちゃんの歯が弱くなったりムシ歯ができやすくなると考えられます。特にカルシウムは歯の石灰化を助け、健康で丈夫な強い歯をつくります。

歯はどのように生えてくるの

●6~7ヶ月頃から歯が生えてきます
乳歯は、生後6~7ヶ月になると下の前歯から生えはじめます。歯が生えてくる時期は個人差が大きいので、何ヶ月か早くても遅くても、あまり気にしないようにしましょう。
●1歳半頃
乳歯の奥歯が生えはじめます。この頃から、食べ物をかみ砕いてつぶすことができるようになってきます。1日1回の歯みがきの習慣を付けましょう。
●2歳頃
乳歯の犬歯が生えてきます。この頃から、野菜や肉などを前歯でかみ切る能力が高まります。仕上げ磨きを嫌がる場合は、ポイントを絞って短時間で磨きましょう。
●3歳頃
乳歯の最後の奥歯が生えてきて、だいたい3歳頃までには20本の乳歯がすべて生えそろいます。歯みがきの大切さを教え、お子さんが進んで歯みがきができるようにしましょう。
●6歳頃
乳歯から永久歯への歯の生えかわりがはじまります。あごや身体の成長に合わせて、6歳頃~12歳頃の間に永久歯に生えかわります。生えてきたばかりの奥歯は、歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすいので、とくにていねいに歯みがきをするようにしましょう。

お子様の治療を始めるにあたって ー保護者の皆様へのお願いー

お子さんが歯医者で治療を受けるのは、自然にできるようになるものではありません。
また、年齢が上がってきたからできるようになるものではありません。習いごとと同じく、経験を積み重ねていき少しずつできるようになるものです。

歯医者さんを嫌いになったり苦手になると、治療がスムーズに進まないだけでなく、ゆくゆくは将来の歯の治療にも影響してしまいます。そうならないためにも、 お子さんと身近にいる皆さん一緒に、お子様が歯の治療を受けられる環境を整えていきましょう。

歯医者さんに来る前に注意して頂きたいこと

嘘をついて連れてこないでください!
  • ●「○○に行こう」と嘘をついて歯科医院につれてきてはいけません。
  • ●「何もしないから」「見てるだけだよ」「痛くしないからね」などは言わないようにしましょう。
怖がらせたり、脅かしたりしないでください
  • ●お子様の前で、自分が歯科医院で受けた「痛かった体験」などを話すのは避けましょう。
  • ●「よい子にしてないと歯を抜かれちゃうよ」や「言うことをきかないと注射してもらうよ」など、お子様を脅かすようなことは言わないようにしましょう。

来院の際に

  • ●予約時間を守って下さい
  • ●受信前に歯みがきとトイレは済ませておきましょう
  • ●汚れてもいい服で来て下さい
  • ●満腹状態での受診は避けましょう

治療を受けるトレーニング

ステップを踏んで治療

はじめて歯科治療を受けるお子様には、可能な限りステップを踏んで治療を行っていきます。
例えば、お口の中の水を吸ったり、器具をお口に入れるなど、治療に必要なことをひとつずつ 小さな目標としてクリアしてもらい、トレーニングを重ねながら歯科治療を受ける準備をします。

ほめてあげてください

治療が終わったり歯みがきが上手にできたときには、たくさんほめてあげましょう。

乳歯のむし歯を放っておくと

乳歯のむし歯は永久歯の歯並びを悪くし、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。乳歯のむし歯を放っておくと、永久歯がむし歯になりやすくなったり、様々な弊害が出てきますので、早めに歯科医院を受診しましょう。

■乳歯の名前と生える時期

上顎
A:乳中切歯⋯⋯10ヶ月
B:乳側切歯⋯⋯11ヶ月
C:乳犬歯⋯⋯⋯1歳6ヶ月
D:第一乳臼歯⋯1歳4ヶ月
E:第二乳臼歯⋯2歳5~6ヶ月
下顎
A:乳中切歯⋯⋯8~9ヶ月
B:乳側切歯⋯⋯1歳
C:乳犬歯⋯⋯⋯1歳7ヶ月
D:第一乳臼歯⋯1歳5ヶ月
E:第二乳臼歯⋯2歳3ヶ月

■生え替わりの時期

上顎
1:乳中切歯→→中切歯⋯⋯⋯6〜7歳
2:乳側切歯→→側切歯⋯⋯⋯8歳
3:乳犬歯→→→犬歯⋯⋯⋯⋯10歳
4:第一乳臼歯→第一小臼歯⋯9〜10歳
5:第二乳臼歯→第二小臼歯⋯10〜11歳
6:第一大臼歯(6歳臼歯)⋯⋯6歳
7:第二大臼歯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯12〜13歳
8:第三大臼歯(親知らず)⋯⋯17歳〜
下顎
1:乳中切歯→→中切歯⋯⋯⋯6歳
2:乳側切歯→→側切歯⋯⋯⋯7歳
3:乳犬歯→→→犬歯⋯⋯⋯⋯9〜10歳
4:第一乳臼歯→第一小臼歯⋯9〜10歳
5:第二乳臼歯→第二小臼歯⋯10〜11歳
6:第一大臼歯(6歳臼歯)⋯⋯6歳
7:第二大臼歯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯11〜12歳
8:第三大臼歯(親知らず)⋯⋯17歳〜

幼児のおやつについて

1日4食で心身ともにきちんとした発育を

  • ●一度にたくさん食べられない子は間食でカロリーを補いましょう。
  • ●一日一回で時間を決めて食べましょう。寝る前の飲食をやめる。
  • 手作りの、母親を身近に感じる食べ物が心の発育にもよいでしょう。

甘いもの好きにならないよう気をつけましょう

  • 3才までに味の好みが決まります。甘味嗜好にならないよう、甘味の強いものを少なくしましょう。
  • ●代用甘味料の仕様は、その時は虫歯予防になりますが、甘味嗜好の子は自分で買い食いをする頃から虫歯で悩むようになります。
  • ●ケーキ等は日曜日など日を決めて出す
  • ●冷蔵庫にジュース、スポーツドリンクを入れない。お茶、麦茶にしましょう
  • ●食後のデザートとして甘いものを食べるのもよいでしょう

■むし歯予防によいもの

  • ・せんべい
  • ・無糖乳製品
  • ・クラッカー
  • ・野菜ジュース
  • ・お茶類
  • ・身近にとれる果物
  • ・野菜スティック
  • ・焼いも

■むし歯にならない甘味料

  • ・還元水飴
  • ・マルチトール
  • ・ソルビトール
  • ・キシリトール
  • ・パラチノース
  • ・エリスリトール
  • ・ステビア
  • ・アスパラテーム
  • ・サッカリン

■むし歯になりやすいもの

  • ・砂糖を含むもの
  • ・甘いパン
  • ・果汁入りのジュース
  • ・スポーツドリンク
  • ・清涼飲料

■むし歯になる甘味料

  • ・砂糖
  • ・果糖
  • ・ぶどう糖
  • ・水飴
  • ・麦芽糖

■代用甘味料の目安

  • 糖類0.5%以下の『無』『ゼロ』『ノンシュガー』『シュガーレス』はむし歯になりにくい。
  • 糖類5%以下の『低』『ひかえめ』『低減』『カット』は注意しましょう。

妊産婦健診を行っております

無料歯科検診の対象は横浜市在住の妊娠中の妊婦の方に限り、視診による検診のみになりますので要治療の際は別途治療費がかかります。当日は事前予約にて基本検診のみとさせて頂きます。その他ご相談等受付いたします。

詳しくはこちら:ヨコハマはぴねすぽっと

唾液検査を行っております

Q 毎日しっかりハミガキしているのにどうしてむし歯になるの?

むし歯になりにくい人、なりやすい人の違いは、ハミガキの回数や方法だけでなく飲食の回数、だ液のもつ性質やむし歯菌の数などが大きく関わります。だ液の性質をよく知ることが、将来むし歯をつくらないための大切なステップです。

  • ・歯はきちんとみがけている?
  • ・だ液の量は多い?少ない?
  • ・だ液の性質はむし歯に対する抵抗力が高い?低い?※食べ物によって酸性になった口の中を、だ液の成分が中性に戻します
  • ・むし歯菌の数はどのくらい?※むし歯菌には、むし歯を作る原因ミュータンス菌とむし歯を進行させるラクトバチラス菌があります
  • ・食べ物を一日に何回口に入れる?※食べ物を口に入れると口の中が酸性になります甘いモノを食べなければむし歯にならないとは限りません
  • ・フッ素入りハミガキ剤を使っている?※フッ素は歯を強くし、歯の再石灰化を助ける働きがあります
お知らせ

  • ●だ液を採取して、だ液の量・だ液の性質・むし歯菌の数を調べます。
  • ●一定の時間、だ液を採取するだけですので、痛みはまったくありません。
  • ●採取しただ液は、特殊な検査薬を使って科学的に調べます。
  • ●検査の結果に応じて、あなたの状態に合ったむし歯の予防方法をお知らせします。
  • ●だ液検査は保険外診療となりますので、検査には別途費用がかかります。
あざみ野の歯医者・歯科ならあざみ野青葉デンタルクリニック
ご予約はこちら045-903-3338
【受付】9:00~13:00/15:00~19:00 日曜休診

WEB予約に関するご注意事項